なんとあの破壊王こと故橋本真也の息子、橋本大地のデビュー戦です。
橋本真也は皆さんもご存じのとおり、蝶野正洋と武藤敬司とで闘魂三銃士と呼ばれた3人の内の一人で、数々の名勝負を重ねてきた偉大なプロレスラーですが、その橋本真也の息子が、同じく闘魂三銃士の蝶野正洋とデビュー戦で戦うというのですからテンションが上がります。
また、一度は行きたいと思っていた両国国技館に、まさかプロレスを観るために行くとは思ってもいませんでしたが、席はなんとマス席ですよ。大相撲の場合は恐らくですが、なかなかマス席で見ることなんか出来ないと思いますし、本当に良い経験になりました。
橋本大地の試合はメインイベントではなく、休憩を挟んで前後半とあるのですが前半戦の一番最後。
「いよいよ次が橋本大地の試合だ」と誰もが待ちに待ったその勇姿を固唾を飲んで待っていると、特別にこの試合の解説をするということでサプライズゲストの武藤敬司が登場しました。武藤の入場曲が流れると会場のボルテージは振り切れるほど上がり、またそのざわめきが収まらないうちに蝶野正洋の入場曲が流れ、武藤の入場を上回る盛り上がりを見せました。
まさかこの流れは・・・誰でも次にはあの曲が流れてくると簡単に予想がつきました。橋本真也の入場曲「爆勝宣言」です。
そしてリングアナウンサーの「破壊王子、橋本大地の入場です」という声が響くと、予想通り「爆勝宣言」が流れました。
ただ予想していなかったのは、予想をはるかに超える特大の橋本コールです。
鳥肌が立ち、胸が詰まりそうになり、また橋本真也が本当に入場してくるのではというような気にさえなりました。それぐらいとんでもない特大の橋本コールでした。
試合は、蝶野が貫禄の勝利を収めましたが、橋本大地も父親を彷彿させるケリで蝶野を追い込むシーンを見せ、また試合後には武藤もリングに上がり、次の勝負を約束をしたりして会場を沸かせるなど、非常に満足のいくものでした。
武藤との試合が実現すれば、是非とも見に行きたいし、すぐには無理だろうけど、そのうち橋本真也のライバル小川直也とも試合をして欲しいものです。
試合後の橋本大地。父親を超えるような偉大な男になれよ!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110307-00000006-spnavi-fight